思春期や大人になってからできるニキビは、多くの人が一度は経験する肌トラブルです。しかし、ニキビそのものが治ったあとに残る「ニキビ跡」は、メイクでも隠しにくく、長年悩みの種になることも少なくありません。セルフケアでは限界を感じる方におすすめなのが、美容皮膚科での専門的な治療です。今回は、ニキビ跡の種類別に、どのような治療法があるのかをご紹介します。

ニキビ跡にはどんな種類があるの?

ニキビ跡と一口に言っても、その種類や原因によって適した治療法は異なります。主に以下の3タイプに分けられます。

  • 赤みが残るタイプ:ニキビの炎症後、毛細血管の拡張が原因で赤みが残る状態
  • 色素沈着タイプ:メラニンが沈着し、茶色っぽいシミのように見える跡
  • クレータータイプ:肌の真皮層が傷つき、凸凹になった状態(萎縮性瘢痕)

それぞれの状態に応じた治療を受けることで、効率的に改善が期待できます。

美容皮膚科で受けられる主なニキビ跡治療

美容皮膚科では、医療機関ならではの機器や技術を用いて、ニキビ跡の根本的な改善を目指します。代表的な治療法は以下の通りです。

1. レーザー治療(フラクショナルレーザー・ピコレーザー など)
肌の深層に微細な穴をあけて再生を促すことで、凹凸のあるクレータータイプの改善に効果的です。ピコレーザーは色素沈着の緩和にも使用されます。

2. 光治療(IPL)
赤みや色素沈着に有効で、肌全体のトーンアップ効果も期待できます。ダウンタイムが少なく、通いやすい点が特徴です。

3. ケミカルピーリング
古い角質を取り除くことで、ターンオーバーを正常化し、色素沈着や浅いクレーターの改善を目指します。

4. ダーマペン・マイクロニードル療法
極細の針で肌に微細な傷をつけ、自然治癒力を高めながらコラーゲン生成を促す治療です。凹凸改善や肌質向上に有効とされています。

5. 内服・外用薬の併用
ビタミンC誘導体やトレチノイン、ハイドロキノンなどを外用し、色素沈着を薄くする方法もあります。体の内側から働きかける内服薬との併用も効果的です。

治療を受ける前に知っておきたいこと

美容皮膚科の治療は、1回で完璧に治すというより、複数回通院して徐々に改善を目指すスタイルが一般的です。また、施術によっては軽いダウンタイム(赤み・かさぶたなど)が生じることもあるため、スケジュールに余裕をもって計画することが大切です。

カウンセリングでは、自分の肌状態を丁寧に診てもらい、無理のない範囲で継続できる治療計画を立ててもらいましょう。

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